1つの恋愛が終わる時、あなたは思う。
「何故あの時あのような選択をしてしまったのか・・・」
あの時もう少し相手の気持ちに寄り添えていたなら、あんな選択は選ばなかった。
もう一度戻りたい・・・戻れるならなんでもする・・・
このように思ったことはないだろうか?
僕にはある。思い返せば数えきれないぐらい抱えている。
でも何故その重りに負けず、前を見て自分の道を歩いているのか?
それは、後悔しても時間の無駄だと知っているから。
過去の自分の選択に反省が無いとは言っていない。
むしろ物凄く反省しているからこそ、今があると思っているぐらいに反省している。
では、どのような気持ちの持ち方で後悔せず前に進むのか?という独自の考え方をお話していこうと思う。
ーー後悔は記憶の喪失ーー
「何故こうなった?」
「あの時何故もっと冷静になれなかったのか?」
「戻りたい・・今ならきっと上手くやれるのに・・」
相手との関係性を取り戻したい、まだ好きな気持ちが自分で処理出来ないからこそ、人は自分の選択に激しく後悔する。
その気持ちは分かるし、さっきも言った通り、僕にも数えきれないぐらい選択を誤ったと後悔する事案は数知れず。
でも、ある時ふと思った。
「過ぎてしまったことを今更後悔してなんになる?あの時の選択は、あの時の自分の軸が選択した正解だったんじゃないの?」
こう思うようにしたら、スッと抱えていた後悔が軽くなった。
少し冷静になって考えてみよう。
今は相手と離れてしまった喪失感から相手を美化し、「全て自分が悪いんです!本当にごめんなさい!」と自分を必要以上に責めてはいないだろうか?
そんな風に激しい後悔を抱え込み、必要以上に自分を責める必要はない。
自分が悪いと思って後悔してる選択、それはその時あなたが自分の意思で出したその時の正解に過ぎない。
【相手に対しての感情】
【自分の想い】
これが交わり、編み出した選択。
そこに間違いはない。
過去に戻り、その選択をしようとする自分に対して「それはやめておけ!」なんて言ったところでもう一人の自分はそれを大人しく聞いてくれるだろうか?
いや、聞かない。
その時の感情の”記憶”が今あなたに無いからこそ言えるアドバイスに過ぎないのだから。
勿論、反省はしたほうがいい。
「何故自分はあの時あの選択を選んだのか?」
自分を責めず、自分を客観的に見てその答えを出す作業は大切なこと。
そうやって自分が思う失敗から人は成長していく。
自分を責めるな。
恋愛に10:0はありえない。必ずどちらにも非は少なからずある。
それを自分一人で抱え込まないこと。
その反省を次に活かせばいいだけの話。
そして、その選択が自分の思う本当の正解を出せたとしても、相手との関係性が末長く良好になるなんてことはない。
たった1つの選択が全てを終わらせた原因なんてことはないのだから。
ーー過去の選択を振り返ってみるーー
彼女から誕生日プレゼントとして頂いたダンス用の靴を彼女も欲しいと言っていた時に、
「あれ履き心地悪いからやめたほうがいいよ!」なんて最低な言葉がぽろっと出てしまった時。
彼女の誕生日にお祝いのネームプレートに記載された名前が違い笑ってしまった時。
付き合っていない相手と旅行に行き、相手が求める選択とは真逆の対応をしてしまい泣かせてしまった時。
告白をした結果相手が考えてる内に冷めてしまい、受け止めてくれたのに流してしまった時。
後悔し、懺悔することなんて山ほどある。
最低だ。
でもこの時の自分を今の自分が責めたところでなんにもならない。
その時の未熟な自分が招いた選択。
説教しても過去の自分には届かない。
その時の自分軸が招いた愚かな選択なのだから。
今の自分がそれを客観視して反省し、新たな出会いのための反省点として自分に落とし込むこと。
いくら悩んだって自分を今以上に下げてしまったら、前なんて向けないどころかそんな自分を愛してくれる人は現れてくれないのだから。
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