どーも、会社員ブロガーゆうじです(@yuji_6023)
今、お付き合いされている方
結婚されている方に対してお聞きしたいのですが、
相手の愛情をしっかりと受け止めていますか?
- 話もろくに聞いてない
- 忙しくてそれどころじゃない
- もう自分のものと安心しきった余裕
- 素っ気ない仕草
- 気持ちなんて言わなくても気がつくこと
このように、
『今相手がいることは当たり前、いなくなることなんてない』
このような余裕から、相手をしっかりと見ていないなんてことはありませんか?
少しでも当てはまる方にご紹介したい映画がこちら、
”雨の日は会えない、晴れた日は君を思う”
とても素晴らしい映画なので、個人的観点を含めつつご紹介したいと思います。
あらすじ
主人公デイヴィスはエリート。
彼の印象はどこかぼーっとしていてなにに興味があるのか?と聞いてしまうほど無関心。
会社へ向かう朝、妻と二人で何気ない話をしていると、不運から交通事故に巻き込まれ、妻を失ってしまう。
しかし、主人公はかすり傷。
妻を失ってもなお、病院にある自販機からお菓子が出ないなど、悲しんでる様子は無い。
そこで、妻を本当に愛していたのか自問自答が始まる。
主人公は、仕事が多忙だった為に
色々なものが見えていなかったことに気がつく。
そこから主人公は色々なものを分解し破壊する日々がスタートする。
そんな中、自販機メーカーの事務員、カレンと出会う。
セックスはせず、あくまで友人を貫き通す関係。
カレンには息子(クリス)がいて、個性的かつ反抗期。
主人公はクリスと行動を共にするようになり、成長していく。
だが、破壊活動は終わらない。
今まで忙しかった分、物事をしっかりと見えていなかった自分を攻めるかのように、
また、今まで溜まっていた好奇心、妻に対する愛情を確認したい主人公なりの葛藤を描いた作品。
この映画のメッセージ性について
とても癖のある映画なので、一度見ただけでは答えに行き着かないと思います。
また、見る人によっては感想が様々だと思うので、あくまで個人的な感想をお伝えします。
日々の忙しさから大切なものを失っている
主人公デイヴィスは日々忙しく、仕事以外に頭が回っていない。
この映画で伝えたかったことの1つ、それは、『本当に大切なものはなんなのか?』とこの映画を見た人に伝えていることが分かります。
妻が運転する時も会話は全く耳に入っていない。
本当は心の奥深くで愛しているのに、忙しさからその感情は胸の奥深くにズッポリと埋まってしまい、全く気が付かない。
愛情というものは残酷なもので、触れている時は当たり前のようで、いざその愛情が無くなるほど寂しくなる。
だからこそ、愛情が感じられる時には相手に感謝を込めつつ素直に愛情に触れることが大切だと、この映画を観て学びました。
家電製品を分解する心理
自宅の家電製品を分解したり、分解中毒者の様なシーンがこの映画にはある。
その意味を自分で模索したところ、この主人公デイヴィスは今まで無関心だった感情が妻を失ったことで思い出し、
機械や物を分解することで人間味を取り戻しつつ、妻を失った寂しい感情を発散している様にも感じました。
妻を失った時、涙も流せなかった。
しかし心の中では本当に大切なものを失ったことは理解しつつも、心の奥深くに埋まり切ってしまったことで本人も気がつけない。
そんな中でその感情が物を破壊し、自ら思い出したい衝動に駆られているシーンにも感じました。
まとめ
この映画を観て感じたこと、それは
- いつ失うか分からない現実を日々大切にする
- 失ってから気がついても遅い
- 自分の人生行き場が分からない時ほど人間味や本性が出る
- 愛するもの、愛してくれるものを今大切にする
- 自分の価値観は小さきものだと気がつく大切さ
上記のことを、この映画を観て感じました。
この映画には、絶望した主人公の暮らしっぷりがひしひしと伝わってくるので、
失恋をしたり、大切な人を失ってしまった人には特にオススメだと思います。
人間、辛くなった時は誰かに勇気付けられたいもの。
映画にはその力があります。
これからもあなたのお力になれるような映画をご紹介していきたいと思います。
以上、会社員ブロガーユウジがお送りしました。
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