どーも、会社員ブロガーゆうじです(@yuji_6023)
今回ご紹介する映画はこちら、
”ミスト”
題名の通り、霧に包まれてしまった田舎街が舞台。
その中で繰り広げられるサイコホラー。
クリスマス直近に彼女と二人で映画、
友人達と深夜にわいわい、
どちらにせよ盛り上がれること間違いなし!
と、言いたいところですがこの映画
鬱映画と評判の為、
精神状態が安定している時に観るのがオススメかもしれません。
彼女と観るよりも友人達と見た方が確実に楽しめるかも。。
あらすじ
のどかな田舎町に住む主人公とその家族(妻、息子)
ある日の夜、大嵐が発生し停電。
その大嵐の影響で主人公の家は被害にあってしまう。
嵐が止むと、その修復作業に取り組む。
すると、遠くの方から大きな霧が迫ってくる。
その様子を伺いながら、家に妻を残し息子と二人で近くのスーパーマーケットまで買い出しに行くことに。
スーパーマーケットに着くと、外は霧だらけ。
窓の外を見ると、霧の中に得体の知れない何かがいる事に気がつく。
取り残された住民は不安と恐怖に襲われ、
次々とモンスターの餌食となる。
人々は恐怖に耐えきれず、狂ったオバはんの言い放った言葉、
『とうとう最後の審判の日がきた』
この言葉に踊らされ、人間関係も狂い始める。
その後に主人公のとった行動とは・・・・・
モンスターよりも人間の残酷さに恐怖を感じる映画
霧の中にモンスターがいる。
なんて怖い状態なのだろう。
中には、
こんなエゲツない奴まで登場する。(多分新宿都庁よりもはるかにデカい・・)
ただ、この映画はモンスターの怖さよりも
人間のエゲツなさ、非道さを表した作品に感じたのです。
あらすじで少し触れた、
宗教的なオバはん
これである。↑
映画を観た人はこのオバはんを何度小突きたいと思ったことでしょう。
生贄を授けよとか言い始め、関係のない人々を生贄にし、
人々は恐怖からどんどん洗脳されてしまうのです。
集団で狂い始めるとその恐怖から人間は、
何かにすがりたい!
と、思い始め自らの身を守ることしか考えなくなる心理がこの映画には隠されているように思えます。
ただのサイコホラーではなく、人間というものがどんな生き物なのか考えさせられる作品でした。
とにかくラストがヤバイ!!(ネタバレ)
※もしラストシーンを自分で確認したいと思う方がいましたら、ここから先は読まないように。
スーパーマーケットにいられなくなった主人公含め数人は団結し、外に出ることを決意。
数人の犠牲はあるもなんとか車に逃げ込むことに成功。(息子含め5人)
その車で自分の家に着くが、妻は大蜘蛛の巣に絡めとられ既に死亡。
そこからはガソリンの続く限り車を走らせる。
やがてガス欠になり、車内はなんとも言えない重い空気に包まれる、
息子は寝ていて大人4人。
この状況を打破する方法はたった一つ。
自殺でした。
残された銃弾は4発。
皆を楽に死なせる為に銃弾は自分以外に使うと決断。
主人公は順番に一人ずつ撃ち殺す。(息子含め・・)
主人公は号泣し、外に出る。
『来いよ!』
と、モンスターに発した言葉だろうか。
すると、前を何かが近ずいてくる。
それは救助隊の戦車だったのだ・・・
あと少し待っていれば・・・・
ここまで読んで頂けたのなら、この映画が鬱映画なんて言われる理由も理解できたことでしょう。
ちなみに僕はこの映画、結末を知ってから観たのですが、
それでも面白かった!
人間の醜さ、非道さ、パニックホラー
様々な状況が混雑して気がつけばクライマックス。
観終わった後はきっと、
怖かったなんて感想よりも心に残る何かがあるはず。
以上、世の中で一番怖いものが人間と分かる映画の紹介でした。
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