映画レビュー

映画『ティム・バートンのコープスブライド』切ない花嫁と情けない男

どーも、会社員ブロガーゆうじです(@yuji_6023

『真実の愛とは相手の幸せを願うことである』

このような素晴らしい言葉が存在します。

ですが、現実的に考えてみましょう。

そのように相手のことを想って恋を諦めたり出来るだろうか?

人間誰しも己の幸せを考えてしまう生き物。

ですがここに一人、純粋な愛情に飢えた花嫁がいます。

愛するものに裏切られ、死者の姿で花嫁となり婚約者を待つ。

今回ご紹介する映画はそんな切なくもどこか明るいストーリー

 

『ティム・バートンのコープスブライド』

真実の愛とはなんなのか?

相手にとっての本当の幸せは?

こんな感情を気付かせてくれるようなとても素晴らしい映画をご紹介したいと思います。

また、声優はジョニーデップヘレナボナムカーターとティムバートン色で固められた良作。

独特の雰囲気から繰り出されるティムバートンの世界を堪能してみましょう。

『ティムバートンのコープスブライド』あらすじ※ネタバレあり

内気でどこか頼りないが心優しき男、ヴィクター

彼は成金で口の悪い金持ちの両親の為に貴族であるエヴァーグロット家と制約結婚させるところからこの物語は始まる。

貴族であるが没落して一文無しとなってしまったエヴァーグロット家は金の為に娘ヴィクトリアを嫁に差し出す。

両親が話し合っている中でヴィクターは大広間にあるピアノを弾き始める。

そこで初めてヴィクトリアと出会う。

二人は誓約結婚ということからお互い何も知らない間柄。

だが初対面であるにも関わらず互いに好意を抱くように。

しかしヴィクターは緊張から結婚式のリハーサルを行うもことごとく失敗。

周囲は呆れ、ついに結婚式は延期となってしまう。

ヴィクターは落ち込み、夜の森の中で一人誓いの言葉を練習する。

一人だと緊張もしないことから言葉はスラスラと出てくる。

近くにあった枯れ枝に指輪をはめて誓いの言葉を告げたその瞬間、土の中からエミリー(コープスブライド)が現れる。

『お受けします。』

枯れ枝と思っていたのはエミリーのミイラ化した腕だったのです。

ヴィクターは逃げるもエミリーに捕まりその恐怖で気絶。

目を覚ますとガイコツや生首、死人達に囲まれていたのです。

そこは地下にある死人の国。

ただ生きている地上の世界よりも死人達は陽気で踊り狂っている。

そんな中、エミリーが何故死んでしまったのかを語り始めます。

彼女はかつて一目惚れした男と結婚の約束をしていました。

しかし相手の男に裏切られ殺されてしまったのです。

その想いが残り、死体となっても自分を求めてくれる男性を待っていたとのこと。

ヴィクターはその後何度もエミリーから逃げようとするのですが失敗に終わり、エミリーもヴィクターの気持ちに薄々と気づいてしまうのです。

『私はただの厄介者なんじゃないか…』

そんな時地上の世界では皆んながヴィクターを探しています。

そこにキザな男バーキス卿が現れ、ヴィクトリアとの結婚の話を勝手に進めます。

ヴィクトリアの両親はヴィクターが他の女と逃げているという噂を信じ、バーキス卿との結婚を承諾。

地下ではヴィクターもエミリーもどこか打ち解け、心優しいヴィクターはエミリーとの結婚を決意することに。

エミリーと結婚する為には死人にならなければならない。

その儀式含めた結婚式の場はなんと地上。

地上には死者達が溢れかえり周囲はパニック、と思った矢先住人たちは死んでいった愛する人との再開に喜ぶ。

その頃バーキス卿はヴィクトリアとの結婚を進めるも一文無しという事実を知り激怒。

バーキス卿は元々お金目当の結婚が目的だったのです。

ヴィクトリアはバーキス卿との結婚は全く考えたくなく、エミリーとヴィクターの挙式に乱入し待ったをかける。

それを見たエミリーはヴィクターの幸せを願い、ヴィクターとヴィクトリアの挙式を開始する。

そこに怒り狂ったバーキス卿が乱入。

エミリーは驚く。

なんとエミリーを殺した張本人がバーキス卿だったのです。

周囲は怒り、死人達は手を出したいが『死人は生きている人間に手出しできない』というルールがある。

誰も手出し出来ないと知ったバーキス卿は調子に乗りヴィクターが飲むはずだった毒入りワインを飲んでしまう。

バーキス卿は死人となり、死人達はニヤニヤしながらバーキス卿の悲鳴も虚しく地下の世界へと連れていく。

残されたエミリーは思い残すことなく成仏。

ヴィクターとヴィクトリアは肩を寄せ合い、エミリーが成仏する姿をただ見守るのでした。

『ティムバートンのコープスブライド』ストップモーション・アニメが素晴らしい

 

【そもそもストップモーション・アニメてなに?】
静止している物体を1コマずつ丁寧に動かして撮影し、その物体がまるで生きているかのように見せる撮影技術。CGはほぼ無しで非常に時間と手間のかかる撮影方法なのだがキャラクターがより生き生きして見える。

 

大人気アニメーション作品『ウォレスとグルミット』などに使われていたのでこの『ストップモーション』という撮影技術は幼い頃から好きでした。

粘土細工や玩具、フィギュアが好きな方にはオススメです。

 

ゆう
ウォレスとグルミットは間違いなく名作!

 

コープスブライドのメイキングは無かったのですが、『ストップモーション』を理解するには十分過ぎるほどの動画を見つけたので理解出来ない方はこちらの動画をチェックしてみてください⬇︎

 

 

『ティムバートンのコープスブライド』感想と見どころ

この映画の見所と言えばなんと言っても、

生者の世界よりも死人の世界の方が幸せそうな世界観

これぞティムバートン。

生者の世界は薄暗くモノクロで皆んなが死んだような目をしている。

死者の世界は皮膚が腐っているにも関わらず皆んなが愉快にはしゃぎハンパなく明るい!

色合いも非常にカラフル。

この世界観から感じたことなのですが、現代社会のしがらみやプライド、人にどう思われてるか生きているような正に
世の中の縮図のような世界観に共感してしまいました。

自由で生き生きとした死者の世界、最初は抜け出したいと思いつつも終盤になるにつれ徐々に惹かれていくヴィクターの様子からも映し出されています。

また、腐敗した花嫁エミリーの最初の印象は正直気持ち悪いし怖いという印象が正直強い。

しかし、終盤になるにつれて魅力的に感じキュートに見えてくるのもポイント!

ラストは自分を騙して殺したバーキス卿が死んだことでエミリーは成仏したと捉える方が多いと思いますが、
本当は愛するヴィクターが心から愛するヴィクトリアと結ばれたことで安心して成仏したとも感じました。

己の幸せよりも愛する者の幸せを望む。

姿はどうであれ、最高に美しい女性像だとエミリーに感じました。

粘土細工やアニメが好きな方、または恋に飢えている方には是非観て頂きたい作品の一つです。

以上、会社員ブロガーゆうじがお送りしました。

 

 

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