どーも、会社員ブロガーのユウジです(@yuji_6023)
『彼に全く愛されていない、愛が感じられない…なのに私は今の彼と付き合い続けている…』
彼に愛されていない、大切にされていないと自覚をしつつも彼から離れることが出来ない。
今回は、日々その様な悩みを抱えている方へオススメしたい映画をご紹介致します。
『エブリデイ』2018年 ドラマ/ファンタジー
数ある恋愛映画の中でも飛び抜けた不思議なストーリー。
この映画を観たことであなたの恋愛にプラスαの感情を与えてくれるくれることでしょう。
また、己の人生においても色々と考えさせられる素敵な映画です。
※こちらの記事はネタバレあり
目次
映画【エブリデイ】あらすじ
主人公リアノンには彼氏がいる。
名はジャスティン。
しかし、ジャスティンはリアノンに対して冷たく、ろくに話も聞かない。
周囲からはクソ彼氏認定をされるほどの評価だった。
ある日、リアノンは学校でジャスティンを見かける。
昨夜メールの返信が無いことに不安を感じ、追送してしまったことをリアノンはジャスティンに謝罪する。
すると、ジャスティンは人が変わったかの様に感じが良く、そのままリアノンはジャスティンをデートに誘う。
リアノンはジャスティンとのデートを心の底から楽しんだ。
帰り際、リアノンは『また明日』と言う。
するとジャスティンは『こんな日が毎日じゃない』と急に悲しげな顔をする。
なにかを言いたそうだがリアノンは今日のデートを楽しく終わらせたいようだ。
ジャスティンはリアノンに気を使い、二人きりの最高なデートが幕を閉じた。
次の日、学校でジャスティンはリアノンに話しかけてきた。
どうやらお酒を飲みすぎたように昨日のことを思い出せないらしい。
夜、ジャスティンの友人が開催したパーティーにジャスティンと出かける。
ジャスティンは友人達とお酒を飲み、リアノンはほったらかし。
ジャスティンと二人っきりのデートで盛り上がった思い出の曲をかけると、一人の青年がノリノリで近ずいてきた。
青年の名はネイサン。
リアノンとネイサンは意気投合し、二人で話をする。
感じの良さからリアノンは電話番号を聞いたのだが、『明日には番号が変わってしまう』と言われた。
わけがわからないところにジャスティンが激怒して向かってくる。
ネイサンはジャスティンの友人の従兄弟と嘘をついた事がバレてしまい、そのままネイサンは車で逃げていった。
その後、リアノンに不思議なメールが届く。
『事情を説明するから直接あってほしい、一人で来て』
リアノンは約束の場所へ行くと、一人の女性が席に座る。
事情を聞くと、デートをしたジャスティン、パーティーで踊ったネイサン、私含め同じ人物だとその女性は言う。
『毎朝、私は違う人間となって目がさめる。』
『自分では一切コントロール出来ない。』
『こうなった理由はわからない。だけど、こうやって自分のことを打ち明けたのは初めて。』
ジャスティンとのデートでリアノンは父親の話を始めてした内容をその女性は知っていた。
しかしリアノンは信じられず、その場を後にする。
学校でジャスティンと会い、デートでジャスティンに話した父親の話をするも、ジャスティンは全く覚えていなかった。
その時、1通のメールがリアノンに届く。
『昨日の話は本当』
リアノンは気になり、そのメールを送って来た相手と会うことに。
約束の場所に行くと、恰幅の良い男がいた。
彼は自分のことを『A』と呼ぶ。
どうやら今までリアノンが会ってきた不思議な人達は『A』という同一人物。
毎日違う人間に入れ替わる日々を生まれてからずっと送っているようだ。
『A』に実態は無い。
リアノンはそんなAの優しくて美しい心、しっかりと自分を見て大切にしてくれる想いに段々と惹かれていくこととなる。。
映画【エブリデイ】感想&みどころ
日替わりで様々な人に乗り移る霊魂と彼氏に愛されず日々モヤモヤしていた女性のラブストーリー。
なんとも不思議な構成で描かれた作品であり、色々と考えさせられる部分もありましたので、感想及びみどころをお伝えしていきたいと思います。
人は中身だけで愛せるのか?というテーマ性
このストーリーに登場する霊魂『A』には実体が無く、毎回別の人間に乗り移る。
勿論性別も異なる。
しかし、リアノンは優しくて誠実なAに対して純粋な恋心を感じている。
本作ではここが注目すべきテーマであり、非常に面白いポイントでもあるのです。
Aがイケメンの日もあれば、太った非モテ感丸出しの時もあり、女性の時もある。
イケメンの日はキスが多めだったりする場面も非常にリアリティがあって面白い。
人は中身だけでここまで一人の女性を虜に出来るという薄っすらとしたメッセージ性を感じ取れる作品でもあるので、
女性から『容姿は文句ないんだけどなにか物足りない』と言われたことがある男性、
『結局男は顔なんだろ!』と恋愛に対して卑屈になっている男性諸君にも是非みて頂きたいオススメな作品です。
キャスト全て霊魂『A』をしっかりと演じている
1つの実体が無い霊魂を映画で表現することは非常に難しい。
しかし、この映画の面白い要素の1つはしっかりとAという存在を映し出している部分。
リアノンの髪を左耳にかけたり、見つめる仕草、言葉選びなど。
キャストが変わっても毎回純粋で優しいAがしっかりと表現されている部分はみていて非常に面白い。
愛するリアノンを心から想う霊魂『A』の出した決断に涙する
ここからお話することはネタバレとなりますので、こちらの作品のラストを自分で確認したいという方は飛ばしてくださいね。
ある日、Aはリアノンと同じクラスメイトのアレクサンダーに乗り移る。
アレクサンダーは非常に好奇心旺盛であり、未来をしっかりと考えつつ家族想いで誠実かつ優しい男性だった。
Aはリアノンと会える時間が長いアレクサンダーの体を数日借りることに成功していた。
デートを繰り返すのだが、Aはリアノンとの今後の関係性を自分の中で考えるようになり、1つの決断をする。
それは、リアノンとのお別れと共に、アレクサンダーと結ばれてほしいという1つの願いだった。
このままアレクサンダーの体を乗っ取ることは出来ない。
また、リアノンとこのまま結ばれるも ”人に話せない関係性” ”乗り移る人の事情で会えない時もある” ”子供が欲しくなったらどうなる?”
このように寂しい思いをリアノンにさせてしまうといったAの優しさから、その想いをリアノンに話し別れを決断する。
このシーンにはグッとくるものがありました。
会えなくなるリアノンの気持ちよりも、家族もいない愛する人と数日安心して一緒にいられないそんな状況の中で唯一見つけた心の底から愛する女性リアノンと別れなければいけない現実。
Aの気持ちに感情移入してしまい、ラストのシーンは心が熱くなり涙を流さずにはいられませんでした。
彼女や彼氏と別れて毎日が苦痛…そう感じている方にもお力になれるような作品ですので是非みて頂きたいと思います。
映画【エブリデイ】から学ぶ恋愛とは?
主人公リアノンのように、自分をしっかりと愛してくれない彼氏に執着している女性は沢山いらっしゃると思います。
それが悪いと言っているわけではありません。
中には大切にしてくれないからこそ頑張りようがあるなんて思う方もいるでしょう。
ですが、心が消耗しても尚彼氏のことが頭から離れないという方も中にはいます。
でもそれは、
『彼と別れたら寂しい…』
『別れを決断するぐらいなら辛い日々を耐える』
このように、自分を大切にする感情よりも弱い自分を守る選択をしてしまい犠牲になる決断を自らしてしまっているからなのです。
リアノンにはAという存在が現れたことで寂しさも無くダメ彼氏と別れることが出来たと感じるかもしれません。
でもそうとは言い切れず、リアノンは実体の無いAの純粋に優しい心、リアノンを心から想い幸せにしてくれる心を知り、
『恋愛というものは相手に消耗せず心から楽しむものなんだ』と気付けたからこそ、ダメ彼氏から卒業出来たのだと思うのです。
これはリアノンが人として成長出来た証拠であり、自分に磨きがかかった証拠でもあります。
結局人というものは同じレベルの人を寄せ付けてしまうなにかがあると思うのです。
磨きを怠り卑屈になれば周りにそのような方が群れ、日々磨き向上心で輝いていればそのような方々が寄ってくる。
人生も恋愛も卑屈になり諦めるのではなく、自分を磨きしっかりと尊敬出来る人と結ばれるように努力を怠らない姿勢が大切。
自分を下げに下げた恋愛をしてもダメ男は永遠にまとわりついて来ます。
恋愛に消耗する日々を送るのでなく、エブリデイを鑑賞し、一度自分を見つめ直してみてはどうでしょうか?
この映画をみたことであなたの考え方が少しでも変わり、ダメ男との出会いが卒業出来ることを願っております。
以上、会社員ブロガーユウジがお送りしました。
※現在TwitterのDMや質問箱にて恋愛相談を行っております。
気になる方はこちらまで→(@yuji_6023)
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