映画レビュー

【映画 トイ・ストーリー】シドから学ぶ歪んだ愛の形について

どーも、会社員ブロガーのユウジです(@yuji_6023

突然ですが、あなたは子供の頃どんなおもちゃで遊んでいましたか?

そして、どんな遊び方をしていたでしょうか?

大切な人形を大事に扱い、ふとしたときに腕が取れてしまったりした時はショックで泣いた経験などあるのではないでしょうか?

大切なモノ、大事にしているものが壊れたら悲しむのは当然です。

ですがここに一人、モノを壊し改造し爆発させて粉微塵にすることに喜びを感じる少年がいました。

 

 

 

名前は【シド・フィリップス】

 

 

Tシャツはドクロマークで顔面はヤク中。

完全に危ない少年である。

今回はこの少年シドから学ぶ、”歪んだ愛の形”について書いて行きたいと思います。

トイストーリーが好きな方モノを壊すことで喜びを感じる方自分を大切にしない方に是非読んで頂きたい。

人生、破壊が破壊を生み、その中での解決策はいつも友情や愛情だということをお伝えしたいのです。

 

ユウジ
トイストーリーって大人が学ぶべきことが沢山隠されてるんですよね。

 

毒舌系女子
シドが作った赤ちゃんロボはトラウマ級の怖さでしょ…

 

 

【映画 トイ・ストーリー】 少年シドの生態と家庭環境

 

先ず、こんなにも恐ろしいオモチャを作り上げたシド少年の家庭環境から覗いていこう。

彼には両親と妹のハンナ・フィリップス、獰猛でバカ犬のスカッドと一軒家で暮らしている。

妹のハンナにはかなり強気で、大切にしている人形を承認無しで兄貴であるシドに改造されている一面がある。

その反面母親には大分猫を被っており、ご飯が出来た時も直ぐに駆けつけたりと母親には服従する様子が見られる。

このことから、弱い立場のモノにはとことん強がり己よりも上の立場と感じたモノには簡単に服従するような男だということが分かる。

そんな彼の中で最弱なモノがオモチャ達ということだ。

少年シドはきっと己を強く見せたいという欲望、頂点に立ちたい、支配したいと願う欲がそのままオモチャ達に向けられてしまっているのだろう。

弱者には強く、強いモノには服従なんて小さい男だ。

これが少年シド・フィリップスの生態であり、幼くして歪んでしまった彼の本性だと言える。

しかしストーリー終盤、ウッディーとバズの活躍からシドに対して『オモチャ達は恐ろしい』というトラウマを産み付けることに成功。

その結果、妹ハンナが可愛がる人形にすら恐怖を覚えるほど怖がっている様子がうかがえる。

 

【映画 トイ・ストーリー】 シド・フィリップスのその後

 

 

彼はその後どうなってしまったのか気になるところではある。

オモチャに恐怖を覚え、オモチャに真の愛情を感じオモチャ工場の事業主にでもなっているのかと勝手に想像を膨らませていたのだが…

その結果は虚しく、人生そんな簡単なものではないというメッセージ性を感じる一面がトイストーリー3に映し出されたのである。

 

 

これが成人したシド少年の姿。

『ヴェンヴェンヴェ〜ン!ヴェンヴェンヴェ〜ン』とリズムに乗りながらポストやゴミ箱をバンバン叩くゴミ回収作業員になっていた。

仕事にありつけたのは驚きだが、見た目や雰囲気はかなりのサイコ野郎に成長している。

Tシャツがドクロマークなので間違いない、シド・フィリップスであることが分かる。

少年時代キャンプを追い出されたことからかなりの問題児だったのだろう。

その問題児がオモチャに恐怖を感じたことで更生するわけもない。

弱者に強く、強者に弱いものは大人になっても変わらず。

成人したイケメンアンディー少年とは雲泥の差を感じさせることから、トイストーリーという映画はオモチャの世界観だけではなく人として学ぶべき素晴らしいヒューマンドラマを感じさせる映画だということが分かる。

 

歪んだ愛情は己の人生をも破滅させる

 

少年シドがオモチャに愛情を抱いていたかと問われれば怪しいところではある。

しかし、彼の日常はほぼオモチャで遊ぶことで満たされていた。

その部分を読み取るに、愛情というものは少なからずあったのだろう。

ただ、少年アンディーとの大きな差は、好きなモノを愛する愛情の与え方が間違っていたこと。

これは恋愛に例えると、愛情があるにも関わらず暴力をふるってしまうDV男や、大切な彼女がいるにも関わらずさらっと浮気してしまう男の思考に似ている。

己の欲望のみに執着してしまい相手に対してgiveの精神を忘れてしまっているのだ。

大切なものには傷を付けずに愛情を注ぐ。

こんな基礎中の基礎を忘れてしまい、もしくは理解に苦しみ間違った愛情の注ぎ方をしてしまう。

そんなことをしてしまえば相手だって逃げ出すに決まっている。

仕返しされたってしょうがない。

少年アンディーはオモチャにしっかりと正しい愛情を注いでいたからこそオモチャに愛されたのだ。

人間が車で通わねばならない距離であるピザプラネットからも家に帰ろうとするウッディーとバズ。

これはアンディーの愛情が正しかった証。

人でもモノでも正しく愛情を注ぐ必要があり、間違えばそのツケはきっと己に返ってくる。

そして、今傷を付けられている方にも伝えておきたい。

自分を解放する勇気を持つことを。

オモチャ達は勇気を振り絞ってシドへの仕返しを成功させた。

それはきっと、シドに傷つけられている自分の大切さを知り、己の欲求のみ楽しんでいるシドへの復讐心に燃えたのだ。

あなたに傷を付けるのはあなたへの愛情ではなく、己の欲求のみ考えているただの自己中。

そんなのからは今すぐにでも縁を切った方が己の為であり、今後の幸せの為でもあるのだから。

 

【映画 トイ・ストーリー】 大人が見るべき映画

 

 

映画トイ・ストーリーは子供が見て楽しむ映画であり、大人は楽しむだけでなく色々な観点から学ばなければならない。

そんな素晴らしい映画をまだ観ていないというのなら今直ぐにでも最寄りのレンタルショップで借りて観て頂きたい。

オススメは1,2,3と一気に観ること。

3ではきっと涙腺が崩壊することをお約束します。

また、4が絶賛上映中であり、なにを隠そう実はまだ観ていない。

もはや僕にとってトイ・ストーリーに出てくるオモチャ達は家族と言っていいほどの愛着を抱いている。

そんな彼らのサクセスストーリーの続編となると、心して観なければならない。

1、2、3と見続ければきっとこの気持ちが理解出来ると思う。

それぐらい人間味があり、人として大切ななにかを気付かせてくれる映画。

先ずはこの記事で登場したシド少年が出る第1作目を観てから判断してみるのもどうでしょうか?

以上、会社員ブロガーユウジがお送りしました。

 

※現在TwitterのDMにて恋愛相談を行っております。
気になる方はこちらまで→(@yuji_6023

 

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